スーパースポーツバイクのヤマハFZ1FAZER
最近になって注目されるようになったバイクに、スーパースポーツバイクというジャンルがあります。
バイクは、低排気量、中排気量、そしてスーパースポーツバイクのような大排気量のバイクで分類されます。
そのスーパースポーツバイクで人気となっているのが、ヤマハFZ1FAZER。
ヤマハFZ1FAZERは排気量が1000CCもあります。
1000CCと言われてもピンと来ない人もおられるかと思いますが、一般的なスポーツバイクの排気量は400CC～750CCとされています。
750CCの時点でほとんどの人は購入をためらってしまうような、技術を問われるようなスポーツバイクでもあるのです。
そんなヤマハFZ1FAZERですが、実際に試乗してみると1000CC？という感じのバイクでした。
というのも、1000CCの割にフットワークが良すぎるからです。
なぜ、このような性能を持ち合わせているのか？というと、それはヤマハFZ1FAZERは街乗りできる1000CCだからです。
近年では、ライトスポーツモデルのバイクが人気となっており、その人気の秘密は街乗り、ツーリングを楽しめるかどうかが決め手です。
そのため、バイクメーカーも街乗りに着目して、新時代のバイクを開発するようになりました。
また、ヤマハFZ1FAZERはネイキッドに必要なスペックもあります。
ネイキッドというのはカウルと呼ばれている風防がないバイク、スクーターのことで、今では人気の高いバイクがネイキッドに当たります。
そのような作りになっていると安全性は？と思ってしまいますが、今ではシステムなどで安定走行を楽しめる補助が発生するため、あまり1000CCに乗り慣れていない人でも動かせるように配慮されています。
これは、新時代のバイクに求められているのは快適性ということを、バイクメーカー側が理解している証拠でもあります。
今では解消している問題
バイクを購入する上で忘れてはいけないことに、乗り回しが効くのか？という問題があります。
ですが、ヤマハFZ1FAZERは乗り回しも効くようになっています。
乗り回しで重要視されるものは、ストップアンドゴーです。
ストップアンドゴーとは、一度ブレーキをかけてバイクを停めてから、ゆっくりと発進、もしくはアクセルを踏み抜いて気持ちよく走らせられるのかというものです。
ですが、ヤマハFZ1FAZERはその面でも評価されています。
つまり、今までのスーパースポーツバイクのように、全体的に動きが緩慢でストップアンドゴーに対応していない・・・という問題を、ヤマハFZ1FAZERはクリアしているバイクなのです。